先日ついつい買ってしまったNICEHCK(←Aliexpressストアページのリンク)の福袋が本日無事に届きましたので着弾の報告と簡易レビューをさくっと書いておきます。例によりエージングが終わり次第またその変化も書きます。
まぁ、とりあえずは外観ですよね。比較的高価な部類に入るイヤホンですので、なかなかパッケージもしっかりしてます。
アクセサリBOXの中身はポーチ、ケーブル、ケーブルタイ、フェイスプレート2色、フィルター2種、イヤーチップ各種、専用ドライバー、予備のネジ、あと写真には写っていませんがユーザーガイドでした。
欠品など無く安心しました。
ポーチもしっかりした作りなのでいいですね。
イヤホン本体のアップ画像です。
見えにくいですが7ドライバーということでみっちり詰まってます。
私は多ドライバーイヤホンは内部の配置などを見てニヤニヤしてます。
クリアシェル最高!
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さて、ここからが本題なのですが、エージングも何もしてない状態なのでファーストインプレッションとしてサクッと音質面やその他について書いておきます。
まず、装着感の良さに驚きました。ステムが太いので厳しいかなぁと思ったのですが、予想に反してフィット感はかなり良いです。ほとんどの人が問題なく装着できるはずです。
遮音性は中程度、音楽を聞いていれば外音は聞こえなくなります。
付属のケーブルは16芯の無酸素銅で非常にしなやかでタッチノイズなどもほぼ無くかなりいいケーブルです。
最初は何もしないで素の状態、銀のフィルターを装着した状態で聞いてみます。
まず、音場は結構狭めといったところでしょうか。内部構造の空間が狭いのが理由だと思われます。フェイスプレートはただの飾りです。
左右の分離などははっきりとしているのですが奥行きなどはわかりにくいです。
ただ、声が非常に近く感じられますので、Popsなどのジャンルには非常に相性が良いです。
逆にオーケストラなどの空間表現が重要なジャンルは苦手なようです。
音の傾向としてはややドンシャリ系で比較的にキレのあるサウンドです。
エージングしていないので重低音は多少輪郭がぼやけていたり、中高音域で少々気になる部分はあるのですが、特筆するほどの暴れる感じではないのでそのまま聞いても十分に聞けるサウンドです。
最初からかなりまとまったバランスの良い音が出ているのでエージング後が楽しみです。
次にフィルターを変えて聞いてみます。
フィルターは銀がバランス、赤が中高音、青が重低音となってます。
スマホのカメラなのでぎりぎりわかるかと思うのですが、赤はフィルターが無いです。音を素通りさせるような構造です。銀と青は写真ではわかりにくいのですが銀のほうが薄いフィルターとなっています。
一応Amazonの商品ページのフィルターの周波数特性の違いの画像を載せておきます。
が、どうも聞いた感じだと画像の周波数特性と聞こえ方に差異があるのであくまでも参考として考えてください。
5.6~5.7kHz辺りを意図的に下げて刺さりにくいようなチューニングにされているのだと思われます。
肝心のフィルターの変更による音の変化ですが、赤のフィルターに変えたらかなり中高音域がスーッと通るようになります。フィルターが無いので当たり前ですね。
青のフィルターは逆にかなり中高音域が抑えられて刺さることはないのですがどうしても抜けが悪くなりますが、劣化という感じではなく好みの問題でしょうね。
個人的には赤のフィルターが好みです。
全体的な満足度で言えばかなり高いほうです。
音楽を楽しむ目的であればとてもいい傾向の音だと感じます。
エージングによりよりまとまった音になるのだろうと予想されますが楽しみです。
以上、簡易的にではありますがレビューでした。
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